いとうせいこう/自己流園芸ベランダ派

自己流園芸ベランダ派

自己流園芸ベランダ派

いとうせいこう先生が、自ら育てているベランダ植物たちへの愛憎(?)を綴ったエッセイ集。「ボタニカルライフ」の続編になるのかしら?相変わらず色んな植物を独特の価値観で育て続けているようで、そのお話は面白い。
こういう本を読んでいると、毎回「私もプランターでなんか育てちゃおうかしら?」と思うのだけど、いやいやいや、待て自分。うちは家の中から外に咲く花の様子なんて眺められる構造じゃなし、そいつらと対面できるのはほぼ土日だけだし、そもそもマメさの欠片もないお前に植物の世話が出来るわけがないぞ!と強く自分を戒めるのでした。
しかしこの本、新宿の紀伊国屋で購入したんですが、さーてどこにあるかしら?と思ったら、まさかの園芸コーナーに置いてあったよ。