博士の愛した数式
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 74回
- この商品を含むブログ (309件) を見る
原作は小説ですがこちらは寺尾聰主演の映画。流行りの泣かせる系なのかと思って少々警戒しつつ観たけれど、予想外によかった。「24、実に潔い数字だ」「11かね、素数の中でも殊更美しい素数だ」というような博士の数字に対する愛ある台詞が、好きでした。あと数とは関係ない台詞ですが、「よし、お祝いしよう。子供には祝福が必要だ」とか。また、その台詞を穏やかにいう寺尾聰がよかった。全体的に優しい映画で、気分よく観終わりました。
ちなみに博士は素数が好きで素数は独立自尊、孤高の数字だというエピソードがありましたが、私は素数って不安定で孤独で見てみないふりをしたくなる数字というイメージ。この感じ方の違いが数学好きと数学嫌いの別れ道・・・・なわけないか。友愛数とか虚数とか、あったなーそういえば・・・・・。嫌いだったなー、数学。