レッドクリフ Part1

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凄かった？って聞かれたら、「うん。凄かった」と素直に言えるけど、
面白かった？って聞かれたら、、、、「いや、それほどでも」という感想でした。
せっかく色んなキャラがいる三国志なのだから、もっと一人ひとりを描いてくれたほうが面白かったような気がするんだけどな。劉備なんてただのじーさんで、全然徳を感じられなかったんですが（笑）。この映画は蜀の周瑜と呉の諸葛明の友情を中心に描かれている割に、その二人の関係もそんなに深く感じられなくて、どうにも半端な気持ちで見終わったなぁ。
あと、好みの問題かもしれないけど、ジョン・ウーのカメラ割ってなんか押し付けがましい感じがするのよ。アップからぐいんて一気に引く感じとか、セリフの途中でしゃきっと停止する感じとか、コテコテであんまり好きじゃないんだよな。「どうだ？！」って言われているような気になりますわ。
おもしろかった点をあげれば、昔の兵法を映像化して見せてくれたこと。亀甲の陣の場面なんか、すごく面白かった。でも「CGだね」ってついつい引いた視線で見てしまうのは、現代人の悲しいところですが。
とはいえ、さすがは中国としか言いようがないスケールの大きさは一見の価値ありじゃないでしょうか。
Part2も観に行くよ。